茹で方の一つの方法。
野菜などを茹でた後に、水にさらさずにざるなどに取って冷ますことを言う。
緑の野菜などは茹でた後、水にさらして冷ますのが一般的である。水につけて冷ます方法が最も緑の色をきれいに保つことができるが、水にさらした後に食材の水気を取り除く方法がない場合や食材を水っぽくさせたくない場合に、気あげを用いる。主に和え物にする場合に食材を気あげにすることが多い。水にとらずに気あげにすることによって、食材に水気が入ることなく、和え衣などの味がそのまま食材に入るので、料理が水っぽくならずに美味しく仕上がる。
気あげの方法:食材を熱湯で茹でた後、ざるに取ってうちわなどで扇ぐことによって、熱を冷まして色止めをする。
写真は、茹でた菜の花を気あげしている様子。