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あんばい【塩梅】

塩梅。味加減のこと。調味のぐあい。程よい味。

古くは、料理は味づけされておらず、自ら食べる時に調味をしていた。その調味は塩と酸味で行なっていたことから、塩梅という字が生まれたと考えられる。

著者

近茶流宗家 柳原料理教室 主宰
博士(醸造学)

東京・赤坂の柳原料理教室で、日本料理、茶懐石の研究指導にあたっている。

NHK大河ドラマなどのテレビ番組の料理監修、時代考証も数々手がける。 2015年文化庁文化交流使、2018年農林水産省日本食普及の親善大使に任命され、世界へ日本料理を広める活動を行う。

ライフワークは江戸時代の食文化の研究と日本料理・日本文化の継承、そして子ども向けの和食料理本の執筆・講義を通した子どもへの食育。