旬– tag –
-
日本で愛される「香る魚」鮎:その魅力と味わい方
鮎は好きですか? 鮎は日本固有の魚で、神話にも出てくるほど古くから日本で愛されてきました。日本各地で獲れ、夏に楽しめる川魚です。とくに、炭火で焼いた鮎は香ばしく、燻された風味はなんとも言えない美味しさです。 6月の解禁から秋の子持ち鮎の頃ま... -
6月ーサザエ【栄螺】
サザエは海水温が上がってくる4月、5月ごろから多く出回る代表的な巻貝です。海水温が上がるこの時期にサザエの活動が活発になり、漁獲量が増えるのです。 昔は多くのサザエが海人さんによって岩から捕られていました。現在でも、千葉の外房や伊勢、北陸な... -
5月ーかつお【鰹】
日本料理において鰹は特別な存在であり、その歴史は日本書紀にまで遡ります。鰹のなますは日本の文献に登場する最初の料理として記録されています。鰹は日本の生食文化を語る上でとても重要な魚です。 鰹はおもに太平洋側に生息し、インドネシア付近で誕生... -
日本には様々な竹の子がある
春の料理といえば竹の子とわかめを合わせた若竹煮。竹の子の香りを楽しめる美味しい春の料理です。 今、私たちが食べている竹の子は、実は江戸時代になって広がったのは知っていますか? 今回は、知っているようで知らない、春の味の代表である竹の子の話... -
見るだけではない、食べて楽しむ桜
桜は、日本人がこよなく愛する花です。 桜の季節になると、心がはずむような、そんな気持ちになります。 私たちは、その大好きな桜を、目で愛でるだけでなく、食すことで、その香りまで味わってきました。今回は、そんな桜の楽しみ方について書きました。 ... -
4月ーきのめ【木の芽】
木の芽は山椒の新芽で、春を代表する香りの一つです。春から初夏にかけて、お椀や煮物などに飾る「吸い口」として主に使います。柑橘の皮のような爽やかな香りの中に、ピリッとしたスパイシーさがあります。 山椒の芽には、「地芽」といわれる、木の芽より... -
3月ーあさり【浅蜊】
春になり、水が温んでくると貝類がおいしくなります。 その代表的なものがアサリでしょう。 昔から人々は、春の行楽の一つとして、潮干狩りを楽しんでいました。潮の引いた砂浜では、アサリ以外にも蛤、アオヤギ、マテ貝などの貝が獲れます。 気軽に楽しめ... -
2月ーかんたまご【寒卵】
これから節分を迎え、やがて春を迎えます。 年が明けてから節分までの間は、二十四節気で「小寒」「大寒」と呼ばれる、いちばん寒さが厳しくなる時期です。一方、寒鱈、寒鰤、寒しじみなど、名前に「寒」がつく食材は脂がのり、甘みが増すため、この時期に... -
1月ーしらうお【白魚】
「白魚」は、江戸時代を代表する魚の一つです。 冬から春にかけて、産卵のために多くの白魚が河川を遡上します。隅田川で漁をする船がかがり火を焚き、集まってきた白魚を四つ手網などで捕っている姿が、江戸・春の風物詩となり、広重の浮世絵にも描かれて...
1